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各施設からのお知らせ

デイサービスでアニマルセラピーが行われました。
2022-05-30
カテゴリ:けやき横丁通所介護
注目
デイサービスでアニマルセラピーが行われました。
 5月28日にやすらぎ荘上野原で、帝京科学大学アニマルサイエンス学科の学生さん達によって、「アニマルセラピー」が行われました。今回はお披露目的なイベントでしたが、今後は毎月定期的に開催します。

 緑水会では8年程前から地域密着型特別養護老人ホーム「桜の里」でアニマルセラピーを定期的に行っており、大変好評をいただいておりました。コロナで二年間全く活動できませんでしたが、5月14日に特別養護老人ホーム「紡木長屋」で復活し、ついにデイサービスでも開催することができました。

 高齢者に対するアニマルセラピーとは、高齢者が動物と関わることで、ADLやQOLの改善を期待するものです。具体的には、動物と触れ合うことで笑顔になったり、会話が増えたり、自発的な行動がでたり、精神的に安定したり、また食事摂取量、睡眠時間の改善、更には認知機能の改善を期待するものです。

 アニマルセラピーには、病院などで治療目的に行われる動物介在療法と、レクリエーションを目的として行われる動物介在活動があります。高齢者施設で行われるものは、一般的には動物介在活動であり、「一人一人の生きがいや自己実現のための取り組みを支援し、QOLの向上を目指す」、また「認知症になっても希望をもって日常生活を過ごせる社会をつくる」ためにも、アニマルセラピーが果たす役割は非常に大きいと考えます。

 現段階では、認知症のある高齢者に対するアニマルセラピーは、実施を勧められるだけの科学的根拠があると評価されているわけではありません。しかしそれは価値がないという訳でなく、根拠を示す質の高い研究が不足しているだけのことです。緑水会としては、帝京科学大学に協力し、アニマルセラピーの科学的根拠(エビデンス)を出すことにも積極的に関わることで、広く社会に貢献していきたいと思っています。
 
                 緑水会 理事長 上條貢司(医学博士・脳神経外科)


 

* 2020年2月号の月刊「精神科」に理事長が執筆した論文が掲載されました

 

「高齢者における動物介在療法-活動の実践と効果」


 添付資料を参照下さい。

 

 
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