緑水会からのお知らせ
新型コロナワクチンについて
いよいよ早ければ2月下旬に日本でも新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まるようです。ワクチンに関してはその有効性や安全性など不安に思っている方も多いと思いますが、先ずはワクチンに関する正確な情報を得ることが重要と考えます。政府が一般の方にもわかりやすいように新型コロナワクチンについて発信していますので、下記のリンクをご覧ください。
新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
ワクチン接種後も感染の可能性がゼロになるわけではありませんが、その確率は大幅に減少するはずです。これまでの調査でワクチン接種により、接種しない場合に比べ95%も感染を抑えたとの報告があります。つまり接種しなければ20人感染するところ、接種すれば1人しか感染しないということです。ちなみにインフルエンザワクチンの場合は50%ですから、コロナワクチンの効果は驚異的な数字です。
また、ワクチンはできるだけ多くの方が接種することが重要です。前述したようにワクチン接種で感染の可能性がゼロになるわけではないので、例えば自分だけ接種しても、周りにいる方が誰も接種していなければ、自分にも感染する可能性がより高くなります。しかし、周りのみんなも接種していれば、感染する可能性はかなり低くなりますよね。
そもそもワクチンで感染自体が防げるかどうかは明らかになっておらず(ワクチンの効果によって感染しても発症しないだけという可能性あり)、ワクチンの効果で発症しなくても、実は感染しており、知らないうちに周りに感染させる可能性があるということです。ですから、より多くの方、できればみんながワクチンを接種する必要があります。
私としてはやむを得ない事由がないかぎり、緑水会に関わる方全ての方の接種を望んでおります。接種は3月以降になりそうですが、先ずは皆さんができる限り正しい情報を得て、ワクチンに対して理解するようお願いします。
緑水会 理事長 上條貢司(医学博士)